白髪染めの種類について
白髪染めの種類は、意外とたくさんあります。
一口に白髪染めと言っても、ヘアカラータイプ、ヘアマニキュアタイプ、ヘアカラートリートメントタイプ、シャンプータイプ、一時染めタイプなど色々あります。
ヘアカラータイプは、メラニン色素を分解してキューティクルを開いて染料を髪の中に入れていくのですが、市販のほとんどがこのタイプになります。
一番長持ちするので良いのですが、その分、頭皮への負担が大きくなります。
臭いと刺激が強すぎるのが難点です。
ヘアマニキュアタイプは、染料を髪の表面だけに定着させて染毛していくので、ヘアカラーに比べると頭皮や髪の毛に与えるダメージは少ないです。
しかし髪用のマニキュアをつけるだけなので内部まではカラーが浸透せず、色落ちしやすいです。
しっかり色を保つには少なくとも1週間に一度くらいはする必要があります。
シャンプータイプは徐々に髪に色をつけていくのですぐに染まらないのが難点ですが、髪や頭皮に優しくなっています。
一時染めタイプはその名の通り、一時的に白髪に色をつける方法なので、すぐに色づけできますが、持続性はありません。
パッチテストは毎回忘れずに行おう
白髪染めをする時は、パッチテストは毎回忘れずに行う必要があります。
市販の白髪染めには化学物質や刺激の強い添加物が配合されているからです。
無添加の白髪染めに関しても完全に無添加とは言えないので、やはりパッチテストはしないといけません。
白髪染めを使用するにあたっては、アレルギー反応が起きないかを確認しないといけないので、どんな商品でもパッチテストは必須なのです。
アレルギー反応が起こると、湿疹や皮膚のかぶれが起こるばかりか、場合によっては命にかかわるケースもあるので注意しないといけません。
パッチテストというのは、体に異変が起きないかをチェックするものなので、面倒であっても事前にしておくことが大事です。
テストには48時間ほどかかるので、白髪染めを使う少なくとも2日前にはしないといけません。
パッチテストと言ってもやり方は簡単で、肘の内側などに10円玉大ぐらいの大きさで白髪染めを塗布するだけです。
塗布した部位を30分後と48時間後の2回チェックして異常がなければ使用しても問題ありません。
赤みやかぶれが出た場合は、天然成分配合の白髪染に切り替えるなどの配慮が必要になります。